「ドレス」と聞いてイメージするのは、ウエディングドレスやフォーマルなパーティードレス、華やかなステージ用のドレスやリゾートウエアなワンピースなど、人それぞれ違うかもしれません。この記事では、華やかな衣装を総称してドレスとします。
ドレスコードというように、着こなしやマナーには気をつかう人が多いと思います。では、ドレスを着た時の姿勢や歩き方はどうでしょうか。普段より多少お淑やかになるものの、ドレスだから歩き方を変えるという人はあまりいないと思います。
ドレスが似合っていてエレガントで素敵に見える人と、そうでない人の違いはなんでしょうか。
実は、ドレスを素敵に見せるには、意識するポイントがあります。それを知らないで損をしている人も多いです。この記事では、ドレスにはあまり縁のない私が、華ウォークの「ドレスウォーキングレッスン」で習った、ドレスを素敵に見せるポイントを紹介していきます。この記事を読むと、ドレスを素敵に見せるヒントが見つかるかも知れません。今日からでも実践できて、日常にも役立つ内容です。ぜひチェックしてみてください。
ドレスが似合う!美人が鍛えている筋肉
美人が鍛えている筋肉と聞いてピンときた人もいるはず!?石原さとみさんや田中みな実さんが鍛えていると話題になった筋肉「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」です。
胸鎖乳突筋とは、簡単にいうと首から上を支えている筋肉。バレリーナの首元をイメージするとわかりやすいかも。スッと伸びた首筋が美しいですよね。
首を支える重要な筋肉なのですが、PCやスマホを見ていることの多い現代生活では、胸鎖乳突筋をちゃんと使えていないことが多いです。そうすると首は縮こまり短くなり、顔が大きく見えてしまいます。鏡を見てチェックしてみましょう。胸鎖乳突筋が埋もれてしまっている人もいるそうです。
まずは、目線を高く、遠くを見るように意識してみます。花田先生は普段歩く時から空を見るように意識しているそうです。
とはいえドレスを着た時は、ロングドレスの裾を踏まないようにとか、慣れないハイヒールで足元が気になり、首がうつむきがちです。階段などで足元を見ないと危ない時もあります。そういう時は首を下げるのではなく、目だけ下げて見るそうです。慣れないとなかなか難易度高そうなのですが、普段から、首は下げない目だけ下げて見ると意識してみてもいいかもしれません。
胸鎖乳突筋を鍛えると言っても、首は大事な部分です。激しく動かしたり負荷をかけすぎて、痛めてしまっては意味がありません。こちらのYouTube動画もよかったら参考にしてみてください。
見えてなくても目立つ脚の動かし方
ロングドレスの長い裾を踏まないように、スカートを蹴りだすように歩くといいと言われていますが、まるでサッカーボールのように蹴るのは、多くの人がやりがちな間違いなので注意が必要です。せっかくのドレスが台無しになってしまいます。では、どうしたらエレガントに見せることができるのでしょうか。
ドレスで歩くときは、膝を意識することがとても重要になります。膝と膝の間から向こうの景色が見えないように意識します。膝を寄せる、膝と膝を擦り合わせるイメージで脚を運びます。言葉にすると簡単そうですが、実際にやってみるとなかなか難易度高いのです。
何が難しいかと言うと、ハイヒールは重心バランスがとても不安定な状態になります。バランスを保つには、脚は開いていた方が楽だからです。膝が曲がってしまうのも同じような理由で、ハイヒールはそのままだと前のめりになってしまうので、膝を曲げてバランスをとろうとしてしまうのです。
膝を寄せたり、膝を伸ばして歩くと、エレガントで綺麗に見えます。そのためには、内転筋(ももの内側の筋肉)や、お尻の筋肉を使う必要がありますし、バランスを保つためには、体幹が重要です。実はこれらの筋肉は、体を若々しく保つためにもとても重要な筋肉になります。そういう意味では、年を重ねても、ハイヒールを履ける身体を維持していきたいですよね。
とはいえ、ハイヒールはスニーカーとは違い、長時間歩くための靴とは異なります。また、日本人は骨盤は後傾している人が多いので、ハイヒールで綺麗に歩くこと自体、とても難易度が高いことをしているわけです。
ハイヒールを履く時には、スポーツをするくらいの意気込みで、準備運動やストレッチ、マッサージをして足を労ってあげましょう。ドレスウォーキングレッスンでも、ウォーミングアップは時間をかけて行なっています。足の健康を保つために大事なことです。
日常がでてしまうのは・・
首を意識したり、膝を意識したり、ドレスって大変・・・・。
そうなんです。なぜかというと、人の行動の90%以上は無意識と言われています。そもそもドレスを着た時だけ意識しようとしても、できることは限られてしまうのです。ですが、あとほんの少しだけ、意識したいのは「手指」です。
ドレスは想像以上に手が目立ちます。手先が綺麗だと、エレガントで美しい印象になります。
バレエや日本舞踊の手先の動きはとても美しいですよね。これはもちろん簡単ではなく、一朝一夕で身につくものではないようです。
ウォーキングレッスンでは、無意識だと無防備にパーっと指を広げていたり、緊張感からギュッと握ってしまう人が多いです。イメージとしてはピストルを撃つような手を作って、下におろして自然に力を抜くと、綺麗な手先の形ができます。できるはず…。なのですが、私はこれがなかなか難しいのです。
花田先生のお手本を見ながら同じように真似しているつもりなのですが、「所作」とは「日頃の行い」という意味の通り、日頃している動きにしか、脳が反応してくれないのかも知れません。
ということは日常の中で、指先をキレイに揃えてみたり、ティーカップは3本の指で持つようにしてみたり、できることを少しずつ地道に積み重ねていくことが、いちばんの近道なのかもしれません。
指先への刺激は、自律神経を整えたり健康維持に役立つと言われています。レッスン動画で公開している手指のマッサージやストレッチは、ちょっとした待ち時間や家事や仕事の合間でもできる内容で、とてもおすすめです。
一番大事なのは♡♡♡
ドレスを素敵に着こなすことは、とても難しいと感じるかも知れません。ですが、ドレスを素敵に見せるために意識するポイントは、どれも日常生活に活かせて、若々しさを維持するのにも役立つことだと思います。
首、膝、指先の意識は大事です。ですが、意識してもすぐには上手にできないかもしれません。それで、せっかくのドレスを楽しめなかったら残念なことです。
ドレスを素敵に着こなす一番大事なポイントは、堂々と自信を持つことです。自信がないと、華やかなドレスに負けてしまいます。ドレスは楽しんたもの勝ちです。
お祝いや記念のパーティーなどハレの日に、彩(イロドリ)を添えるのがドレスです。
ドレスウォーキングにチャレンジ
とはいえ自信を持つには、場数を踏むことが必要になるかも知れません。ですが、ちょっとしたパーティがそうそうあるわけではないですし、コンテスト出場やイベントのランウエイを歩くのは、費用もかかりますし敷居も高いです。
華ウォークのドレスウォーキングレッスンは、ドレスを着てステージを歩くという、一般の人にとっては貴重で希少かもしれない経験を、楽しんでいただけたらという想いで開催しています。ドレスで綺麗に見せることを目的として歩くという、そんな遊び方があってもいいですよね。当初は、日頃のレッスンの成果を発表する機会も兼ねての特別開催でしたが、ドレスウォーキングを楽しみにしてくださる方も多く、今後は半年に1回くらいのペースで開催していけたらと思っています。
ドレスは花田先生のご厚意により、先生私物の華やかなドレスをたくさんご用意いただいています。ドレスもレンタルできるのは、他にはない華ウォークならではの特別企画と思っています。ドレスを持っていなくても、費用はレッスン代のみで参加可能。もしかしたら、今だけかもしれないです。
ウォーキングレッスン未経験の方でも、気軽にご参加いただけるような楽しいレッスンです。ちなみに男性の参加もOKです(男性の場合はエスコートの仕方を学びます)皆様のご参加を楽しみにお待ちしておりま〜す♪♪
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